展示会のご案内です。

「樹の鞄~八ヶ岳アトリエとシナノキ、亀井勇樹の30年」

 

9 月9日(水曜日)~9 月15日(火曜日) 

ジェイアール京都伊勢丹 5階=スタンダード&モダン SPOT 

ごぶさたしております。樹の鞄です。 酷暑や災害、コロナと厳しいことが多かった夏ですが、みなさまおかわりございませんか。 このたびジェイアール京都伊勢丹で「樹の鞄~八ヶ岳アトリエとシナノキ、亀井勇樹の30年」 というイベントを開催させていただきます。 今年、樹の鞄は30周年を迎えます。 記念イヤーということで花いっぱいの春にアトリエへお招きし、お客様方に長年の感謝を お伝えできたらいいなと考えておりましたが残念ながらかなわず その間、つくり手は、八ヶ岳のアトリエにいつかまたみなさまをお迎えできる日がくるようにと 工房を整えたりアトリエや庭先のカフェスペースを作ったりしながら鞄作りを続けておりました。 今までとは違う時間、日々で生まれた鞄たち、そして鞄の仲間たちです。 つくり手が一本の大きなシナノキと出会ったのはすでに30年前。 小渕沢の森に抱かれるように約10年間ゆっくり休ませ、ようやく板になる木々たち。 どんな鞄になるのがいいのだろう?と会話を続け、削り出し、色をきめ、ボタンを決めて、と 長い時間経て形になるのが樹の鞄です。 今年巡ってきた板はノミの滑りがよく、彫刻を入れたくなるような材だったので その良さを生かして今回は彫り模様が美しい鞄が多く仕上がりました。 小さな鞄は観劇のお供になればいいな。 大きめの鞄はもしかしたらベッドサイドで宝物箱みたいに使っていただけるのかな。 つくり手がお客様方の暮らしや笑顔を想いながら作った鞄たちを見に来ていただければ嬉しいです。 今回は鞄に加え、制作の途中で出てくる樹のかけらを使った小さな作品も展示します。 期間中はつくり手自身も会場にいます。 鞄のフォルム、仕上げなど、作り手が樹と対話しながら生まれるひとつひとつの樹の鞄制作秘話や 新しくなった八ヶ岳アトリエについてなど、ぜひお話いただければと思います。 みなさまにお越しいただけること、お目にかかれることを楽しみにお待ちしております。

 

会場で展示している鞄すべて購入可能です。 

今回は樹の鞄30周年記念として 「セルフカスタマイズ_KINOKABAN」を限定3点 

ご用意してお待ちしております。 塗り上がった本体・留め・ハンドルをお好みにあわせて お選びいただける特別企画です。 ご自身の完成をプラスして世界にひとつの樹の鞄をぜひこの機会に。 つくり手から組み合わせのアドバイスもございます。 納期につきましては、会場でご案内させていただきます。 この企画は数量に達しましたら終了となります。あらかじめご了承ください。

 

会場では新型コロナウィルス感染対策に留意しながら、お越しいただきました お客さまに心地よくお過ごしいただけるよう努めます。 ご入場の際のアルコール手指消毒とマスクの着用にご協力お願いいたします。

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